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☆プレイヤートリガー、ボタン、まとブロック
プレイヤートリガー、ボタン、まとブロックは形や使い方は違えど全て"トリガー"を作動させるために必要なものです。
まずは"トリガー"とは何かの解説をし、各オブジェクトの解説に移ります。
◆トリガーとは
トリガーというのは「イベントを発生させる為のスイッチ」のことです。
例えば"ハリの下に移動するとハリが落ちてくる"といったイベントの場合はハリの真下でトリガーが作動するように"プレイヤートリガー"を設置しておきます。
ハリには"トリガーが作動したときに落ちる"といったイベントを設定しておく必要もあります。
設定が多く難しそうに見えますが、結構簡単です。
"ボタン"、"まとブロック"もプレイヤートリガーと同様にトリガーを作動させることができます。
※イベントに"トリガーを作動"というアクションも存在します。これを使用してトリガーを作動させることも可能です。今回は解説しません。→アクション:トリガーを作動
それでは各オブジェクトの解説に移ります。"プレイヤートリガー"の項目にてトリガー作動で重要となる"トリガーID"についても記載しています。
☆プレイヤートリガー
"プレイヤートリガー"は、オブジェクトのひとつです。
オブジェクト一覧の"コントローラー"に分類されています。
プレイヤートリガー
【基本的な使い方/仕様】
・プレイヤートリガーにキッド君が触れることでトリガーが作動します。
・トリガーが作動しただけではなにも起きないので、イベント発生条件である"トリガーが作動したとき"と併せて使用する必要があります。
例えば"ハリの下に移動するとハリが落ちてくる"というイベントを作る場合、該当の針の下にプレイヤートリガーを設置します。(落ちてくるのは一番左のハリとします。)
トリガーに触れることでトリガーが作動するわけですが、ただ設置するだけではトリガーが作動するだけで何も起きません。(トリガーは作動するが、それで何が起きるかが設定されていない状態)
そのため、動かしたい一番左の針に"イベント"を設定する必要があります。
「トリガーが作動したら下に落ちる」というイベントをハリに設定します。
これでトリガー作動にてハリが落ちてくるイベントの設定ができました。
※このイベントの詳しい作り方はコチラで解説しています。
◆プロパティについて
◆トリガーのID
→999まで設定可能で、下一桁の番号によりトリガー自体の色と、この欄の番号の色が変わります。
トリガーを作動させるイベントが多い場合、トリガーIDを都度変える必要があります。
例えば下図のAのハリBのハリどちらにも「トリガーが作動したらハリが落ちてくる」という設定をしたい場合、トリガーIDを同じにして設定してしまうと・・・
トリガーが区別されず、Aの針が落ちてくるのと同時にBの針も落ちてきてしまいます。
なので、Aの方をトリガーID”0”で設定したら、Bの方は別のトリガーIDで設定する必要があります。
↓Bの方を"1"にしました。(下一桁"1"のトリガーはオレンジ色になるためオレンジ色のトリガーになっています。)
↓これで、トリガーが区別されました。
IDは順番に使う必要はないので、管理しやすいように設定してください。
下一桁が同じであればトリガーの色が同じになりますが、ID自体が同じでなければトリガーは区別されます。
(例えばトリガーID"0"と"10"の場合、下一桁が"0"なのでどちらも赤色のトリガーになります。しかし、IDは違うため別のトリガーとして扱われます。)
◆1回のみ作動
→デフォルトでは一回のみ作動にチェックがついています。一度でもプレイヤートリガーに触れるとトリガーが作動済みになります。
連続でトリガーを作動させる必要がある場合にチェックを付けてください。(効果音を鳴らし続けるとか)
注意しておきたいのは"プレイヤートリガーに触れている間ひっきりなしにトリガーが作動し続ける"という点です。
イベントによってはトリガーが作動しすぎておかしな挙動になることもあります。
ちなみに、トリガーを一回のみ作動にした場合、作動させるとトリガーが回転して少し小さくなります。作動時のエフェクトみたいなものです。
(下で解説している"表示"をオンにした場合のみ確認できます。)
◆表示
→デフォルトではチェックがついておらず非表示状態になっています。実際のプレイ画面で見えるようにするか否かです。
「ここにトリガーがある」というのをプレイヤーに見せたい場合、チェックをいれ表示状態にします。
☆上で解説したハリが落ちてくるイベントでは非表示に設定しています。
◆大きさ
→トリガーの大きさを変更します。0.2~15の範囲で設定可能です。
【注意しておきたい仕様】
(イベント作りになれていないうちはいまいちピンとこないかもしれません。とりあえず頭の片隅に入れておいてください。)
・トリガーのIDは"プレイヤートリガー"、"ボタン"、"まとブロック"、アクションの"トリガーを作動"で共通となります。
※プレイヤートリガー、ボタンの作動回数が"1回のみ"でも、他の方法で該当のトリガーが作動できる状態の場合再作動可能なので注意してください。
・トリガーIDが同じプレイヤートリガーを複数の場所に設置した場合、一つを作動させれば他のものも作動済みとなります。(トリガーが2回作動するわけではなく、同一IDのプレイヤートリガーは使用済みとなる。)
※連続作動設定にしていた場合は作動済みになりません。連続作動と一回のみ作動を混在させていた場合、一回のみ作動のものだけ作動済みになります。
・意図的ではない場合、このようにトリガーを避けれる配置にならないように注意しましょう。
↓この場合トリガーの上を飛び越えるとトリガーに触れないため、トリガーは作動しません。
・プレイヤートリガーは、端っこが少し触れただけでも作動するので、設置位置に気を付けてください。
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☆ボタン
"ボタン"は、オブジェクトのひとつです。
オブジェクト一覧の"コントローラー"に分類されています。
ボタン
プロパティは表示/非表示設定がない点をのぞきプレイヤートリガーと同じです。
※一回のみ作動に関しては、チェックを入れ有効にするとボタンを押すとへこんだまま、無効にした場合押したら一瞬へこむがすぐに元の状態に戻ります。
トリガーの作動に関しては、プレイヤートリガーがボタンになっただけという認識で構いません。
ただしプレイヤートリガーと違い、同じIDのボタンを複数設置した場合、そのうちひとつのボタンを押しても、他のボタンは押した判定になりません。(へこまず押せる状態のまま)
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☆まとブロック
"まとブロック"は、オブジェクトのひとつです。
オブジェクト一覧の"コントローラー"に分類されています。
まとブロック
プロパティの大きさ、トリガーIDに関してはプレイヤートリガーと同じです。
"破壊に必要な回数"という特殊な設定があります。
設定した数値がまとの上に表示され、その回数攻撃することでまとが壊れ、消失します。
「まとが壊れた時」にトリガーが作動します。
同じIDのまとを複数設置した場合、そのうちひとつのまとを壊しても他のまとは壊された判定になりません。
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